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新英語教育研究会神奈川支部HP

新英語教育研究会神奈川支部HP

2002 関東ブロックの学校の状況

2002年度関東ブロック状況報告用紙
  まとめ(神奈川・萩原)

1.支部内の教育全般の特徴
《千葉》
千葉県も全国の傾向に漏れず、教育委員会による、学校現場への上令下達式の急激な変更が強いられている。教員管理もすさまじいものがある。その主なものをあげる。

・ 学校の統廃合:定員割れをおこしている学校や定時制高校の廃校・統合。現場の声は  全く無視されている。通知の2~3年後に実施。
・ 高校入学者の特別選抜制度の強制:昨年4月の指示で、今年度より定員の20~
50%を、学校独自の方法(例:適正検査、特別活動、作文、面接など)による選抜
を強要。中学生は学校からの推薦なしに自由に応募し(高い倍率)、不合格者は従来 の学検に再受験する。そのため多くの者は2月3月と2回受験をする。高校現場は
益々多忙化。
・ 高校の学区の減少:遠隔地通学者の増加。学校の序列の激化。
・ 中高一貫校、全ての科目を英語で行う高校:それぞれ1校を設置の予定。
・ 教員の管理強化
(1) 自主研修:「承認願い書」「計画書」「実施報告書」の3点が必要。しかも、授業 に直結するものに限る。休暇をとって研修する例が急増。
(2) 形だけの服務:長期休暇中の出校。出勤、退勤の時間厳守。定時制高校の職員の、 午後1時打ち合わせ会議強要(従来は5時頃行われていた)。
(3) シラバス:今年度より、全教科の年間のシラバスの提出を強要。昨年12月に
突然通知がある。新入生およびその保護者に公開予定。
・ 教頭試験の公募:校長の推薦なしに教頭採用試験を受験できる。組合の活動家が実際 に受験。「~についてどう思うか」式の試験。完璧に解答できたが。
・ 転勤:本人の希望はほとんど入れられない。10年間勤務者は強制配置換え。全日制、 定時制間の異動も強制される。

《山梨》
 不適格教員の評価が2高校で試行されている。来年度からは県下全高校で実施される
 予定。

《東京》
・選択教科最大週5時間、総合学習週2時間の実施により、職員全員の持ち時間数が急増、 週20時間以上持っている教員が非常に多い。
・「絶対評価」への移行による不安感がある。この受験に対する変化が今年は実験段階。
 私立の推薦にとっては有利に働いていることが多い?但し、経済状況により都立志向が 強まっているため、私立推薦受験希望者は減っている。
・「少人数授業」(2クラスを3つに分けるというもの)の導入により、クラス組織の解 体、教師間の連携をこれまで以上にかなり要求されるための負担増、自分の学年なのに 3分の1しかもてない、等の問題点がでている。 
・夏休みなど、長期休暇中に、自宅研修が認められなくなった。職場を離れての研修の場 合は、自薦に校長の承認を必要とし、承認された場合でも事前にA4裏表びっしりの 研修計画書、事後に同様の研修報告書を1日につき1枚(連続して1つの研修を行った 場合は除く)提出しなければならない。(中学では、少なくてもどこでもそうです。
 高校ではどうでしょうか??)
・午後5時の退勤は、普段の日はもちろんのこと、冬休みも夏休みも続けられている。
・学校週5日制になってから、中間考査を1日でする、定期考査の3日目を6時間授業に する、大掃除と終業式を同じ日にする、等のせこい時間圧縮策が各学校で行われている。 そのことが、ますます余裕を取り上げている。各週土曜日休みの方が、堂々と夏休みが 休めてずっとよかった、と言う本気の声がけっこう聞こえている。移行期にあるせいか、 前の制度の方がゆとりはあったと感じられる。

《埼玉》
(1) 2002年度になって制度がどう変わったのか
1.「週5日制」の完全実施
 *「家庭や地域社会での生活時間の比重を増やし、幼児児童生徒が主体的に使える自分  の時間を増やして『ゆとり』を確保するという主旨」【教育課程審議会答申】
 *欧米諸国ではずっと前から、「週5日制」。日本でも多くの子どもたち、父母、教職  員が願ってきたもの。
 *授業時間としては週2時間減。(3時間減ったうち、1時間を平日に上乗せしている。
2. 新しい指導要領の実施、新教科書の使用開始
 *必修教科が平均週1時間近く減らされ、その分、「総合的学習の時間」が週2~3時  間程度。選択教科が中2で2時間、中3で4時間程度、全国一律で設けられている
                                (中学校の場合)
 *小学校の場合も基本的に同じ傾向にある。
  ・総合的学習の時間」の完全実施
  ・選択教科の大幅拡大
  ・絶対評価」の導入とその基準づくり
  ・相対評価から絶対評価へ
  ・「少人数指導導入」と「習熟度別編成」の押し付け強化
 *特定の教科でクラスを2つ程度にわけて指導している。
 *クラスを2つ程度に分けて指導しているために、自分が担任する生徒にも教えられな  い、等の問題が起きている。
 *「少人数指導」を「習熟度別に実施せよ」という指導が全国的に行政から強く行われ  ている。彼らのねらいが、「行き届いた教育」より「能力別教育」にあることがよく  わかる。
  ・「学びのすすめ」に見られる文科省政策の一貫性のなさ。
 *「ゆとり」路線と「学力重視」路線の同時進行。現場の混乱。
  ・特色ある学校づくり」の推進
  ・管理職の「新しい評価」の導入の動き

(2) 学校現場での実態・実感・声
 * 「面かぶりクロール」で息継ぎもできずに泳ぎ続けている感じ。
 * 平均して1時間位、退勤時間が遅くなっている実感。
 * 月から金までずっと走り続けている。平日だけで仕事が終わらず、土日のどちらか   に出勤し、仕事をしている。
* 家に帰って連日のように夜遅くまで仕事をしている。
* 5日制になったからといって、学力が低下するとは思わないが、必修教科が軒並み 減らされ、その分「総合的学習の時間」、選択教科が大幅に増やされている中では、
学力が低下することは必至である。「学力低下をもたらしているのは、5日制そのも のではなく、改変された教育課程である」ということをしっかりとアピールしてい くことが必要である。父母・国民と私たちが分断されないために!
* 「総合的学習の時間」
  「生きる力」をつける、ということで導入されたが、「良いものができる可能性は
ある」かも知れないが、そうなる保障はない。施設面でも、教員の準備をする時間 面でも、実態としては大変きびしい実態にある。
* 選択教科の拡大の問題
  選択=「遊び」に近いイメージが子どもたちにある。学級集団を解体しているので、 寄せ集め集団的性格がある。「総合的学習の時間」や「選択教科の時間」を通して、 授業規律が乱れてきている状況が少なくない学校から報告されている。
* 教育課程を変えたり、教育改革を進めたりする場合に、もっと現場の実態をつかみ、 現場と十分対話をしながら行うべきである。今回の教育課程変更のほとんどを現場 の教師は歓迎していない。教育課程の編成権は学校にあるのであり、それを保障す ることなくして、真の教育改革はできないであろう。
* 教育行政に対して
  現場の実態をしっかりつかみ、要望も聞き、行政を進めていって欲しい。

《茨城》
 特に夏休みなど長期休暇の出勤の扱いについて、管理職から厳しい線が出されたということが話題なっている。「休む際には必ず年休・時間休を取ること。部活の指導などして、その後パトロールをして下校をして一日勤務は認められない。」云々。なるほど労働時間に厳格になるのは当然のことだが、それならば普段の勤務の中で5時以降の仕事をした時間もストックして振り返られないのか?などと口には出せずくすぶっている。
 中学では官制の関ブロが来年度茨城に来ることともあり、紀要作成などで出張の機会
が多くなっています。特につくば市をはじめとする一部の地区では先進的ネットワークIT推進事業地域という指定が入り、昨年度も大きな研究会がありましたし、来年度も発表会が予定されるなど、学習活動の中にコンピュータによるデジタルポートフォリオの作成といったことが半ば強制されるという状況があります。それ自体悪いことではないでしょうが、不十分な研修時間の中でまずITネットワークありきという図式は今まで培ってきた創造的な授業実践を蔑ろにするものだと感じます。
 総合的な学習の時間も各学校実践的な蓄積が進んでいると思われますが、まだ手探り
の状況があり、学年での授業案相談の時間などの捻出に苦慮しています。

《神奈川》
・長期休業中の自宅研修を認めない校長がいる。また、自宅で研修をする場合、その必然 性を示さないと取れない学校がこの冬休みから激増している。長期休業中にも「朝の打 ち合わせ」を行う学校が増え、教員管理が進んでいる。
・職員会議が数年前から協議会的な性格となり、校長が職員の意向を聞いて決定すると
 いう手順に変更された。職員会議で発言が減り、教職員の意気消沈が心配である。
・「学校へ行こう週間」と銘打って、保護者、地元住民、中学生対象に授業公開を行って いる。
・来年度から新たな「人事評価システム」が導入される。昇給や人事に反映されないこと には当面なるようだが、見通しは明るくない。管理職による教員の評価は評価は3段階 か?
・今回の高校入試では「専門コース」の定員割れが目立った。来年度から高校入試の方法
 が変わり、「自己推薦方式」と「従来型」(筆記試験あり)の2回に分かれて行う見込 み。各学校での作問もできるようになる。

《群馬》
○教育関係予算の減額
 一律20%カットです。しかも教員の定数に実際の教員数が満ちていないという実体は 改善されていない。(非常勤・地公臨で補う。)
○学校の統廃合
 生徒数限に伴い、学級減や統廃合が進められている。県立高校の再編。
○中高一貫教育の推進
 連携地域の指定や、中等教育学校(中学+高校)の設置。
○「特色」のある学校作り
 「スーパーサイエンス・ハイスクール」や、2にあげる「スーパーイングリッシュラン  ゲージ・ハイスクール」、「ステップアップ・ハイスクール」など。教育予算減額の  一方で、そういう学校には1000万単位の増額が行われる。
○研修の制限
 自宅研修について、なかなか認めない。(学校により差がある。)
○教員の「社会体験研修」
 一定数の教員を民間企業で一定期間「研修」させる。

2.支部内の英語教育での特徴
《千葉》
英検、TOEFL有資格者の教員試験免状の動きは今のところ見られない。英語教員の強制研修も今のところ聞かれない。

《東京》
・観点別評価の研修が、あちこちで行われている。区単位でも盛んではないか。
・少人数制授業の推進(これには予算が降りているという?)観点別とセットで入ってき ている学校もあるらしい。

《茨城》
 小学校への英語(国際理解教育)の実践が総合の時間を中心に導入さえてきました。
中学の教師に協力以来などもあるようです。

《神奈川》
・研修の強要はまだ行われていないが、今年の夏休みから全英語教員対象の研修が始まる と指導主事は語っている(東京ではすでに決定済み)。

《群馬》
○スーパーイングリッシュランゲージ・ハイスクール
 中高一貫教育の設置に伴い、現在県内で1校の設置が決定。英語の授業に限らず、英語 を使って授業をするとのこと。
○教員採用試験
 英語検定1級またはTOEFL一定得点以上取得者には英語科教員特別選考(中・高)
 あり。
○総合的な学習
 義務教育での総合的な学習は、「国際理解」などの名前で英会話などをやっている学校 が多いようである。(明確な数字はありません。)

3. 支部内での研究活動の特徴
《千葉》
総会 5月18日(土)午後2時~5時 県立東葛飾高校セミナーハウスにて
   記念講演 國弘正雄さん「国際科時代と英語教育」 参加者43名
例会 ○6月22日(土)午後2時~5時 柏市中央公民館にて
    報告 県立沼南高校 相澤裕寿さん
    「高校入門期の授業~英語の苦手な子たちの負担を軽くするpart2~」
   ○10月26日(土)午後2時~5時 柏市中央公民館にて
    報告 県立流山東高校 町田程子さん
       市立柏高校 宇野智之
       県立市原高校 榎本泰子さん
       森山淑夫さん
○ 11月2日(土)午後2時~5時 県教育会館にて千葉高教組外国語教研と共催
 講演 アレン・ネルソンさん「アレン・ネルソンさんと平和を語る会」
 参加者20名
  今年度の総会は別として、参加者はほとんど同じメンバーに限られている。毎回
  60通ほどの例会案内を出したりウェッブページに案内を載せたりしているが、滅多
  なことでは新しい参加者はない。中学校の先生の参加はほとんど皆無。土曜が休日に
  なった後も部活指導で全く時間がない様子。また、若手が少なく、事務局長の後継者
  がない。

《山梨》
?12月例会には10名が参加し、1年の終わりに相応しい会になった。レポーターは
2名。新採用の依田真澄先生(韮崎高校)「英語?の授業から」、池川富美子先生(市川高校)「ライティングの授業から」。いずれも秀逸なレポートであった。
?3月には年度を締めくくる例会を予定。
?今年度は雑誌『新英語教育』の「高校英語の創造的な扱い方」を担当。無事12回の
連載を終えようとしてる。総括を予定。
?今秋には支部創立20周年記念行事を予定。一泊での楽しくも有意義な会を計画中。

《東京》
・例会は以下の通り。( )内は参加者数

2002年2月例会:末安朋子「かわった?かわった!学校・子ども」~顔をあげた子ど          もたち~(13)
3月春の特別研究集会:小塩潤子「子どもたちにつけたい力、ついた力は?」
           池田真澄「中学から高校へ~学力とは何かを考える~」(約70)
4月例会:田中渡「平和教育・自己表現・教材論」恋の1行詩に大反響(13)
5月例会:神澤光子「英語で自分を語り始めた子どもたち」(25)
6月例会:玉木由美子「英語少人数授業について」
    福島悦子「少人数制授業を考える~よりよい授業とは?」(16)
9月例会:市村香代子「文型定着・発展のための試み                    ~歌と自己表現・ノートづくりを中心に」(14)
10月例会:ワークショップ「評価・評定にとことん迫る」
     メインレポーターは荒木、阿原、ファシリテーター柏村(21) 
11月例会:ミニレポート大会新採も入れて、17編のレポート発表(27)
12月例会:サラ・ブロック「自分の色~自己表現と国際交流をはかって」(13)
1月関東ブロック集会:草の根から広げよう!平和の文化を!
     実践報告:安部(伊東)直子「つながろう、人々と!~草の根のふれあいで
本当の英語の力をつける~」
     分科会:福島悦子「ベトナムの魅力を感じる授業をめざして」
     小塩、荒木、阿原「評価に困っている人、全員集合!」
               (12/28現在で111名参加予定)

・江戸川区では何年かぶりで今年の教研集会で外国語部会が復活。柏村みね子さんによる 「世界につながる授業」のレポートがあり、参加者9名、その場で全国会委員が2名
出た。

《埼玉》
 支部会員数30名あまり。例会案内はハガキにて通知している。発送数は150。2002年の2月以降,6月,7月,10月,12月と例会を持った。参加は5名から10名前後。コアメンバーの知人の参加でなりたっている。現場・中学高校教師の参加がえられていない。例会は日曜日の午後に持っている。土曜日の方がよいという声もあるが,見直しはできていない。年間計画が必要。

○埼玉北部英語サークルの発足
 埼玉県北部英語サークル(仮称)を1月30日に発足させることになりました。組合の教育研究集会で年1回実践交流をしてきましたが、内容もだいぶ充実してきたので、年間を通して実践交流をしよう、ということになりました。発起人として、中学から5名、高校から5名の先生に入ってもらい、チラシを作りました。教研集会に参加したことのない先生にもお誘いをしていますが、「誘って頂いてありがたい」とか、「職場の人に声をかけてもいいですか」など、好意的な反応も返ってきています。第1回例会が10人程で実施でき、その後少しずつ幅を広げながら、続けていけると良いと思います。
 第1回例会は田中渡先生と牧口和子先生がレポートをしてくれます。会場を熊谷女子高校にして、2ヶ月に1回実施する予定です。
 この地域には官制系のサークルがあり、少なくない教師が参加しています。私たちのサークルは授業での工夫・実践、悩み等を持ち寄りながら、教育政策批判も含め、本音で論議のできる会にしたいと思っています。現在、職場には様々な問題が渦巻いていますから。また多くの教師が気楽に参加できる会にしたいと思います。

○ 埼玉新英語教育研究会2002年例会
2002年12月例会
日 時:12月15日(日),午後1時30分から5時
場 所:さいたま市浦和中央公民館2F第2講座室
内 容:
「はじめてやった小学校の英語ー担任の感想と生徒の声」
 伊藤 淳(桶川市立日出谷小学校)
「音読指導:声を出させるための音読指導と授業づくり(映画・洋楽を通じて)」
 飯野厚(埼玉県立狭山経済高校)・鈴木政浩(西武文理大学)

2002年11月例会
埼玉県教育研究集会外国語教育分科会
日時:11月9日(土)午前9時~午後5時
場所:県立深谷第一高校

2002年10月例会
日時:10月27日(日)午後1時30分から5時
場所:さいたま市浦和中央公民館2F第一研修室
内容:「中学英語教科書の活用」府川 幹夫
   「韓国の英語教育から学ぶ」菊地 恵子

2002年9月例会
日時:9月16日(月・祝),午後1時30分から5時
場所:さいたま市浦和中央公民館2F第一研修室
内容:
「Meet the world !~オーストラリア・ケニア・Koreaと出会う授業~」
柏村 みね子(江戸川区立小松川第三中学校)
「生徒のやる気を引きだし、意識をたかめる異文化コミュニケーションとしての英語学習」
村井 元(越生高校)

2002年7月例会
日時:7月14日(日)午後1時30分より5時
場所:埼玉県労働会館
「教師は芸術家になれるか―観察眼を育てる創造的な授業の実践」
近藤 真紀子(ヴァルドルフ/シュタイナー教師)
「中学校の英語教科書は何を伝えるか―2002年度版中学校英語教科書のストーリー分析」
福井 星一(通訳・翻訳者)

2002年6月例会
日時:6月2日(日)午後1時30分より5時
場所:さいたま市民会館うらわ
「創造的な教科書の扱い方」植野 由希恵(戸田市戸田中学校)
「これまでつくったテキストのアクティビティ」淺川 和也(東海学園大学)

《茨城》
 全国大会の準備もあり、月一回の例会は定着しつつあります。小さな内輪の会議が多いので、レポーター・参加者とも広げて行かなくてはと考えています。最近の例会としては
  ・栗原による英詩を中心とした自己表現の実践
  ・片岡によるプリントと発問を工夫した読みとりの実践
  ・寺田による音読の練習を強化した実践
などがあげられます

《神奈川》
・新英研ツアー(ベトナム、韓国)に参加した会員がその成果を授業に活かした報告が
 行われている。
・「教育困難校」に勤務する会員が多く、その中での工夫した授業実践が行われている。・ワークショップ形式も積極的に取り入れ、レポーターが見つからない場合は、過去の
 例会発表の蓄積を活かし(過去の会報のデータを活用)資料を作り、テーマを決めた
 ワークショップを行い好評である(12月のワークショップは「単語の効果的な導入、
 指導の方法」)。

《群馬》
○例会は原則的に月に1回,参加人数は5人程度。

4. 支部内での組織活動の特徴
《千葉》
 特徴と言えるものはない。会員・元会員に送付する郵便物の宛名面には必ず会費納
付の有無を表記し、未納者には郵便振り込み用紙を同封している。電話をかけてまで
の会員復活呼びかけは長らくしていない。

《山梨》
 過去の会員や若手の先生を中心に入会を呼びかけている。

《東京》
・若い世代に焦点を当てて、若い世代が企画する例会(9月例会)や、ミニレポート
(11月例会)で新採の先生から初参加の先生まで、レポートができるようにしている。
・若い世代自身のネットワーク(携帯メールで連絡しあう、新採研で声をかけるなど)を 生かす。
・サポート体制(電話相談など)がある。

《茨城》
 全国大会の実行委員拡大と例会参加者・全国・県会員の拡大を合わせて近いうち大量の 資料郵送を行いたいと思います。

《神奈川》
・会報を毎月発行している。担当の和田さつきさんが発行する会報は例会の様子が詳細に 報告され、例会に参加しなくても例会の様子がよく分かると大好評。
・例会は1月と8月以外の毎月開いている。2ヶ月に1度程度、事務局会議を開き、例会 レポーター、会員拡大など当面の課題について議論している。
・例会の中に『新英語教育』の合評を位置づけ、会員拡大のことも常に話題にしている。

《群馬》
○新会員がほとんど増えていない。(関ブロのときなど、普段会えない県内会員に会った りしますが。)

5.その他自由に
《東京》
・関ブロに続く3月の研究集会、7月全国大会と常任はかなりアップアップの状態です。
 疲れを出さないようにと、今みんなで警戒中です。






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